絵本の紹介
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谷地に住む土神は、粗野で乱暴な土地の神でしたが、一本木の野原に立つ、きれいな女の樺の木に心を惹かれていました。ところが樺の木には、もう一人の友達がいて、樺の木は、その気取り屋でやさしい狐のほうを好きなようなのです。土神は切なさと嫉妬に悶え、苦しみぬいた末、なんとか樺の木への執着と狐への憎しみを克服しようとしたのですが……
人間の存在を修羅とみなした宮沢賢治が、その修羅性とそれによって生じた悲劇をあからさまに描いた、異色の童話。
そこなし森の話

否含山の山すそに、うっそうとひろがる“そこなし森”。だれひとり踏み込むこともないその奥深い森に、年とった六部姿の旅人が迷い込み、住みつきました。仙人のような日々を送る底なし森の老人の前に、ある日、小さくて奇妙な人形の生き物が現れて・・・
よだかの星

よだかは、実にみにくい鳥でした。その姿かたち故に、ほかの鳥からうとまれ、さげすまれ、その名の故に、本物の鷹から嫌われ、おどされつづけました。そしてその自分が、平気で羽虫を食べて生きる宿命にあると気づいた時、よだかは、この辛い世界を捨てようと決意して、一直線に空をのぼってのぼって、ついに青白く燃える星となったのです。
あいうえおんどりこけこっこう

あいうえおの絵本です。
2001年3月27日再版されました。
なめとこ山の熊

ほかに生きていくてだてを持たぬがために、しかたなく熊を殺して生計をたてていた熊うちの名人が、やはり、人を殺したくて殺すのではない熊のために命を落します。人間世界を修羅と見て、その克服を求めた賢治のこれは未完成ながら名作の一つ。
ふるいみらい

AからZまでのアルファベットで始まる題名を持つ26枚の絵で構成され、「心の中の旅」をテーマに、旅に出たおじいさんが、旅先でさまざまな自然に出会う
数年前に絶版になってしまった「ふるいみらい」
おかげさまで2007年に復刊することが出来ました。
「ふるいみらい」の詩にアーティスト、長谷川きよしさんがメロディーを付けてくださったCDが発売されました。
長谷川きよし Official Site
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